ハーフマラソン一般男子は、カネボウの川上遼平(27)が制した。けがから今年に入って本格的に練習を再開したばかりで、「出来は70点くらい。勝つ感覚が得られてうれしい」と喜びを語った。

 レースでは前に出ず、箱根駅伝出場校の大学生ら招待選手の先頭集団につけて体力を温存。「余裕を持ってレースを進めることができた」とラスト2キロで飛び出し、大学生たちを引き離してゴールテープを切った。

 新潟県妙高市出身。東洋大3年の時に箱根駅伝の1区を担い、チーム総合2位に貢献した。2012年に同社入社。この数年はアキレス腱(けん)を痛め、昨年4月から年末までは練習できない日々が続いたが、今年1月から走り込み、2月は厳しい合宿で休みなく鍛えた。

 その成果を出すことができ、川上は「田舎育ちなので、鹿島はのどかで懐かしい感じがして気持ちよく走れた」と満足そう。「昨年からほとんど大会に出られず、勝ち癖をつけたかった。今後のトラックシーズンに生かしていきたい」と気持ちを新たにしていた。

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