発達段階に応じたトレーニング法などを学ぶスポーツ指導者たち=佐賀市の県体育協会

 少年スポーツ指導者研修会が25日、佐賀市の県スポーツ会館であった。成長期に無理や正しくない姿勢や構えが原因で過度な負担がかかり、けがに苦しむ子どもが後を絶たず、県内の指導者約100人が、成長段階に応じたトレーニング方法を専門家に学んだ。

 日本整形外科学会が昨年公表した全国の少年野球などの選手8354人への調査結果によると、全体の4割強が、きずやねんざ、打撲による骨折などを除いた痛みを経験したことがあると回答。投手では、6割弱に増える。

 この日は鶴田整形外科の理学療法士で少年野球指導にも携わる小松智さんが、成長期のダメージが後に痛みや骨折などの形で表れる事例を紹介。「子どもは大人の小型版ではないことを理解する必要がある」と、大人と同じ練習メニューを組むことの無謀さを指摘した。「正しい構えや体重移動など、体をうまく動かす調整力は小学生のうちに身に付ける必要がある」とし、中学生では持久力、高校生では筋力アップなどの力強さと体の発育やレベルに合わせた練習方法を紹介した。

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