佐賀市営バスのノンステップバスの乗り方ガイドを作成した内田さん=佐賀市の佐賀交通局

 障害のある立場から住みやすい街づくりを提案、活動する「◯◯な障がい者の会」(内田勝也会長)は、車いすのまま乗車できるノンステップバスの乗り方をまとめた小冊子を作成した。市営バスは45台のノンステップバスを運行している。内田会長は「利用方法を知ってもらうことで、車いす利用者の行動範囲が広がれば」と話す。

 冊子は全6ページ。ノンステップバスは時刻表に「N」と記されていることや、運転士に介助してほしい内容を伝えて乗車を手伝ってもらう方法などを紹介している。

 乗車時に整理券を取ったり、降車ボタンを押したりする基本的な乗り方も掲載した。障害者手帳を持っている人は運賃が半額になることや、半額にして「75円」となった場合は「80円」支払うことなど、5円は繰り上げるルールも記した。市交通局が協力し、内田さんが実演している写真を掲載している。

 冊子は千部印刷し、市役所などに贈る。27日には児童・生徒に利用してもらおうと佐賀市の県立金立特別支援学校に118部を贈る予定。内田さんは「ICカードニモカが導入され、バスはより使いやすくなった。自分で移動できる範囲が広がれば、自立や出会い、交流につながる。不必要に遠慮せず、外出意欲を高めるきっかけになれば」と話す。

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