秀島敏行佐賀市長らと記念撮影する藤川維吹さん(中央)。右隣は尾車親方=佐賀市役所来賓室

■初土俵5月「早く幕内に」

 全国中学校体育大会(全中)の相撲個人戦でベスト16入りした川副中3年の藤川維吹(いぶき)さん(15)が、大相撲の尾車部屋に入門した。藤川さんは両親や尾車親方(元大関琴風)らとともに24日、佐賀市役所を訪れ秀島敏行市長に入門を報告した。

 藤川さんは身長170センチ、体重130キロ。小学6年から地元のクラブで相撲を始め、立ち合いで頭からひるまずぶつかる度胸と、得意の押し相撲でめきめきと上達。昨年は全中16強のほか、全国都道府県中学生相撲選手権の個人無差別級でベスト8になるなど活躍した。

 大相撲入りのきっかけをは、おととし大分県佐伯市で開かれた「嘉風杯」。藤川さんは、会場で尾車部屋の嘉風関から「いい相撲取ってるね」と声をかけられたという。

 佐賀市役所を訪れた尾車親方は「じっくりと時間をかけて育て、立派になった姿を見てもらえるよう指導する」と約束。藤川さんは「持ち味の立ち合いを生かして、早く幕内に上がりたい」と決意を述べ、秀島市長らが拍手を送った。

 藤川さんは、来月12日開幕の春場所から部屋に合流するため、25日に大阪へ出発。初土俵は5月場所になる見込み。

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