贈られた絵本を読む児童ら=佐賀市の新栄児童クラブ

 山口祥義知事が22日、佐賀市の新栄児童クラブを訪れ、絵本など50冊を贈った。子どもの居場所に本を贈る事業の一環で、2月までに県内の児童館や児童養護施設、産婦人科など216カ所に贈る。

 子どもたちが身近な場所で本を手に取る機会を増やそうと本年度から事業を始めた。図書コーナーの整備や充実させたいと考える子どもの居場所を「こころざしスポット」と名付ける。県立図書館の司書が選んだ400冊の児童書から最大50冊を受け取ることができる。県は2020年度までに400のスポット設置を計画している。

 この日、新栄児童クラブで本の贈呈式が行われ、山口知事は「たくさんの本に出会い、世界を広げてほしい。行ってみたい場所や将来の夢につながれば」とあいさつ。児童代表で新栄小2年の中村和咲さん(8)が本を受け取り、同小3年の龍麻弘さん(9)が「本が届く日を楽しみにしていた。みんなで大切に読みます」と感謝した。

 本年度は合計1万655冊の贈呈を見込んでいる。来年度のこころざしスポットの募集は5月の開始を予定している。

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