絵画や写真、工芸など6部門176点の作品が並ぶ県高齢者美術展の会場=佐賀市の県立博物館

 県高齢者美術展(県長寿社会振興財団主催)が佐賀市の県立博物館で開かれている。60~98歳のアマチュア作家による絵画や写真、書などの力作176点が並び、衰えることのない創作意欲を感じさせる。30日まで。

 高齢者に創作活動の発表の場を設けようと2006年から開かれ、今年で12回目。繊細な刺しゅうを施した鹿児島の工芸「金助まり」や、ムツゴロウが跳ね上がる一瞬を切り取った写真など、高い技術をうかがわせる作品が多く集まっている。

 初日の27日は表彰式が行われ、本展の最高齢出品者・鬼木フサコさん(98)=玄海町=には特別賞が贈られた。釣り堀でにぎわう人々を何体もの人形で表現した鬼木さんは「もう10年出品し続けている。作品づくりは私の生きがい」と笑顔を見せた。

 最高賞の県知事賞6作品は、9月9日から秋田県で開かれる全国健康福祉祭美術展に出品される。

 知事賞受賞者は次の通り。(敬称略)

 日本画 岡陽一郎(鹿島市)▽洋画 池田正明(佐賀市)▽彫刻 石瀧春義(嬉野市)▽工芸 山崎スマ子(佐賀市)▽書 古川万鶴代(佐賀市)▽写真 木寺重男(有田町)

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