マレーシアのシーフィールド小へ英文で手紙を書く児童に、英語のつづりを教える佐賀八戸溝郵便局の石原資展局長=佐賀市の開成小

 佐賀市の開成小6年生80人が、マレーシア・セランゴール州のシーフィールド小児童と文通する。佐賀八戸溝郵便局の石原資展(よしのり)局長(46)が27日、手紙の書き方を指導し、児童は佐賀の名所や将来の夢などを英語でつづり、海外の同世代へ思いをはせた。

 英文に頭を抱える児童のため、石原局長は自己紹介や質問の例文を用意。児童は「バルーン」「野球」など、分からない単語のつづりを聞きながら佐賀や自分のことをアピールした。

 手紙に同封するプレゼントのしおりも作り、児童は日本らしさが伝わるように富士山や桜の切手を一枚一枚丁寧にしおりに貼り付けた。6年2組の菖蒲結月(しょうぶゆづき)さんは、「初めて海外に手紙を書いた。自分の好きなことや、相手への質問を書いたので伝わればいいな」と胸を弾ませた。

 八戸溝郵便局は6年前から開成小で暑中見舞いや年賀状の書き方を指導しており、南川雪子校長(58)は「相手を思って手書きの文章をつづり、言葉を大事にする人になってほしい」と願う。

 3年前、石原局長が子どもたちに世界の切手を見せたいと海外の20カ国に切手の郵送を要望し、返事のあったマレーシアと交流が始まった。児童の文通は2年前からで、石原局長は「手紙で気持ちが伝わり、書く楽しさを知ってもらえたら」と熱を込める。

 5月に石原局長が手紙を持ってマレーシアへ行き、現地の子どもの返事を和訳して同小に届ける。

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