香りや手触りを楽しみながら、茶摘みを体験する子どもたち=基山町総合公園の茶園

 新緑の季節を迎え、若基小と基山小の3年生156人が27日、基山町宮浦の町総合公園内にある茶畑で茶摘みを体験した。みずみずしい黄緑色の新芽を丁寧に摘み取り、日本の伝統文化であるお茶への理解を深めた。

 子どもたちに地元の農作物や文化に親しんでもらおうと、4年前から両小学校が合同で取り組んでいる。JAさが東部茶部会長の藤田俊一さん(66)=基山町=が「人さし指と親指でつまんで、柔らかい部分だけを取って」「丸まっている部分が質の良いお茶っ葉になる」とアドバイス。子どもたちは一列になって茶畑(約1700平方メートル)に入り、茶葉の香りや感触を楽しみながら新芽を摘んだ。手にしたビニール袋は丸々と膨らみ、収穫の喜びを味わっていた。

 若基小の友川瑞稀君(8)と松本也己君(8)は「色がきれいな黄緑色で、柔らかい葉っぱを選んで摘んだ。早く自分でお茶を入れて飲んでみたい」とはにかんだ。今回摘み取った茶葉約40キロは福岡県八女市で加工し、子どもたちは5月にお茶の入れ方教室も体験する。

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