佐賀市の龍谷高校で2014年7月、学生寮から失踪した3年の男子生徒(当時)への教諭の対応に問題があったなどとして、生徒の母親が、学校を運営する法人と教諭2人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は請求を棄却した。

 立川毅裁判長は、原告側が主張していた失踪直前の教諭と生徒の口論に関して「存在を認めるに足る証拠はない」とし、学校や教諭らの他の対応についても、生徒の死亡との因果関係が認められないなどとした。

 判決などによると、生徒は14年7月31日に失踪し、15年3月13日に佐賀市大和町の山中で遺体で発見された。

 判決後の会見で、母親は「どうしてこういう結果になったのか知りたかっただけだが、答えが全く見えないのは残念でならない」と話した。法人側は「主張が認められた」とコメントした。

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