強化合宿で佐賀を訪れている伊藤力(左)と髙橋健太郎=佐賀市本庄町の古賀道場

 テコンドーの濱田真由ら有力選手を育てている佐賀市本庄町の古賀道場(古賀剛代表)で、身体障害のパラテコンドー日本代表選手2人が強化合宿に取り組んでいる。5月にニュージーランドであるオセアニア選手権に向け、30日まで同道場で調整に励む。

 佐賀を訪れたのは伊藤力(31)=東京都、セールスフォース・ドッドコム=と高橋健太郎(44)=福岡市、LAVA International。2人とも事故や病気で右腕に障害があり、上肢障害者の組手が正式種目となる3年後の東京パラリンピックを目指している。

 2人のコーチを務める全日本テコンドー協会の高木伸幸・パラ委員長(47)が、古賀道場での合宿を希望。古賀代表(41)が日本パラリンピック委員会(JPC)委託の外部コーチとして指導を引き受けた。

 競技歴1年余りながら、2月のUSオープンを制した伊藤は「今までにない練習方法や、相手に反応されにくい蹴りを教わった。充実している」と強調。ベテランの高橋は「脚の上げ方など指導ひとつひとつが理論的」とレベルアップに手応えを感じている。古賀代表は「道場に通う選手たちも、2人から話を聞くなどいい経験になっている」と語った。

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