厚生労働省は20日、アスベスト(石綿)が原因の健康被害で2015年度に労災認定された人や、特別遺族給付金の対象者となった人が働いていた918事業所の名前や住所を公表した。同省のウェブサイトで閲覧できる。

 石綿による肺がんや中皮腫などは、30~40年の潜伏期間を経て発症する。厚労省は、該当する事業所で働いていた人に注意を促し、周辺住民に健康状態を確認してもらうため、事業所名を毎年公表している。

 厚労省は21、22日の午前10時~午後5時、特別電話相談窓口を設置。この期間外も全国の労働局や労働基準監督署が相談を受け付ける。特別相談窓口は電話03(3595)3402。

 民間団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」も21、22日の午前10時~午後6時、フリーダイヤル(0120)117554で相談を受ける。

 公表された佐賀県内の事業場は4社で、次の通り。

 コニシ鳥栖工場(鳥栖市轟木町)、日本エタニットパイプ鳥栖工場(同市曽根崎町)、白水鉄工所(同市西新町)=いずれも事業場廃止▽西日本プラント工業(東松浦郡玄海町今村)【共同】

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