長崎県の中村法道知事(左)が山本有二農相を表敬訪問し、諫早湾干拓の現状などを説明した=東京・霞が関の農林水産省

 山本有二農相の佐賀、長崎両県の訪問を前に、長崎県の中村法道知事が24日、農林水産省で山本農相と会談した。中村知事はこれまでも新農相が国営諫早湾干拓事業の開門を巡る問題で現地を訪れる前に表敬訪問している。会談後、「干拓営農の状況などについて話した」と明かした。

 開門に反対している中村知事や長崎県選出の国会議員らを前に、山本農相は「(農相に)なったばかりだが、長崎が抱える重大な問題、(開門を巡る訴訟の)和解協議や国の基金案について精いっぱい努力したいと思う。県の理解と協力をたまわりたい」と述べた。

 会談後、中村知事は農相の26、27日の現地視察に関し「干拓地をその目で見てもらい、営農や水産業の実情を十分把握していただき、全体として有明海の漁業環境の改善に積極的に取り組んでほしいと願っている」と報道陣に答えた。

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