県展が開幕。洋画部門の入賞・入選作品を鑑賞する来場者=佐賀市の県立美術館

 県内最大の公募展「第67回佐賀県美術展覧会」が16日、佐賀市の県立美術館・博物館で始まった。入賞・入選作品388点が並び、来場者は多彩なジャンルの作品を楽しみながら「芸術の秋」を堪能していた。24日まで。

 日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの7部門から、それぞれの最高賞(知事賞)に選ばれた作品や県内作家の力作が展示されている。日本画の知事賞に選ばれた岡晶美さん=有田町=の「過密」は、ひしめきあうウサギとゆとりのない現代社会を重ね合わせている。ウサギの白黒模様のコントラストは一目見て引きつけられる。

 自身が入選した書の作品を姉妹で見に来た大学生の島綾佳さん(22)と彩織さん(19)=佐賀市=は「ほかの作品は、かなの流れがしなやかで字がぶれないところがすごい。知事賞作品の『母』は作者の思いが伝わってきて迫力があった」と話していた。

 午前9時半から午後6時まで(最終日は午後4時まで)。観覧料は大人300円、高校生以下と障害のある人は無料。10月14日から22日までは、唐津市近代図書館で開かれる。

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