三養基郡上峰町議会が財政改善を理由に費用弁償を再開させる条例改正案を提案(のちに撤回)し、ふるさと納税寄付者から苦情が殺到したことを巡り、佐賀市にも抗議が寄せられた。佐賀県内の自治体として上峰町と勘違いしたとみられ、思わぬ飛び火に困惑している。

 抗議は15日、佐賀市ホームページを通じて届いた。「ふるさと納税で潤った分を議員にあてるようなニュースにあきれました」「(議案が通れば)今後、佐賀でふるさと納税することはありません。観光にも行きたくありません」などと書かれていた。

 上峰町は昨年度、ふるさと納税による寄付が約20億円に上ったのに対し、自治体間の返礼競争に距離を置く佐賀市は3925万円。市議会は12年前から費用弁償を廃止している。

 秀島敏行市長は「匿名なので『勘違いですよ』とも伝えられないじれったさを感じている。誤解を解き、ぜひ観光においでくださいと伝えたいが…」と苦慮する。

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