1回戦・多久酒一番ク-ソクト 5回を投げ、相手打線を1安打に抑えたソクトの上田英司=みどりの森県営球場

 第55回佐賀県アマチュア野球王座決定戦大会(佐賀新聞社主催、県軟式野球連盟主管)は16日、佐賀市のみどりの森県営球場など4会場で開幕した。初日は1回戦16試合があり、前年優勝のひらまつ病院、初出場のソクトなどが2回戦に進んだ。

 雨のため同球場内野スタンドで行われた開会式では、佐賀新聞社の蕪竹真吾営業局長と県軟式野球連盟の古賀盛夫会長が「チーム・個人の目標を達成できるよう、練習の成果を発揮してほしい」とあいさつ。Eボーイズの原大二朗主将が「最高の仲間と野球ができる喜びを忘れず、心を燃やし全試合全力で戦う」と選手宣誓した。

 第2日は17日、同球場など4会場で2回戦8試合と準々決勝4試合を行う。

多久酒一番クラブ(多久) 11000-2

ソクト(佐賀)      3200×-5

   (五回時間切れ)

(多)古川-渡辺

(ソ)上田-石井

▽二塁打 中島大、原田(ソ)

 ソクトが序盤の得点機を逃さず、多久酒一番クラブに競り勝った。

 一回1死三塁から中島大の左前打で先制し、さらに敵失や連続安打で2点を追加。二回は1死一、二塁から中島大の右中間二塁打で2点を挙げた。

 多久酒一番クラブは一回無死満塁の好機で1得点にとどまったのが痛かった。

■経験不足、若さで補う

 6月にチームを結成し、いきなり県大会出場を果たしたソクトが、持ち前の強打と堅守で見事に初戦を飾った。横尾裕介監督は「投手は緊張したのか、入りはあまり良くなかったが、守備を信じていたので不安はなかった」と語った。

 メンバーのうち6人はこの春高校を卒業したばかり。経験不足をどれだけ若さで補えるかが焦点だった。マウンドを託された上田英司もそのうちの一人で、一回は制球が乱れて無死満塁のピンチを招いたが、直球勝負で連続三振を奪うなど、なんとか1失点で切り抜けた。

 五回を投げ切り、被安打は初回先頭打者の1本だけ。ただ、7四死球と最後まで安定せず、上田は「まったく駄目だった。次はストライク先行でいきたい」と反省した。

 2回戦は、3連覇を狙うひらまつ病院と対戦。王者との対戦を目標に据えていた横尾監督は「若い選手にとって糧となる試合。胸を借りて戦う」と心待ちにしていた。

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