ムツかけ体験で笑顔を見せる児童=鹿島市の七浦小

 県有明海漁協鹿島市支所七浦事業所の青年部12人が27日、鹿島市の七浦小(杉本光輝校長)で出前授業を開いた。有明海の良さを実感してもらうことなどを目的に、同青年部が取り組む9年目の授業。この日は、小学5年生22人が有明海の伝統的な漁法について映像で学び、ムツかけ体験を楽しんだ。

 児童たちは、シギやムツゴロウなど有明海の生態系や、「手押し網」「あんこう網」といった伝統漁法を紹介する映像を真剣な表情で鑑賞。ムツかけ体験では、カニやムツゴロウに見立てた“獲物”を「もうちょっと」「針が届かない」と苦労しながらも懸命に捕らえ、笑顔をのぞかせた。

 前田雅斗君(10)は「トビハゼのジャンプ力がすごかった。伝統的な漁法も勉強になった」と話した。大島兼満青年部長(37)は「楽しそうにやってくれていて良かった。これからもっと宝の海の素晴らしさを意識してほしい」と期待を込めた。

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