小城市内の名所で行われたショートムービーのロケ=小城町の須賀神社

小城市街地を背景に「私たちのエトセトラ」の出演者とスタッフ。前列右が主演の安東千愛美さん。後列中央が監督の小田憲和さん、同右はプロデューサーの江口寛武さん=小城市小城町の須賀神社

■上映会、ネットで配信

 小城市内の名所を舞台にしたショートムービーのドラマロケが2月中旬、小城町の須賀神社などであった。ドラマのプロデューサーで「SAGA SHORT FILM」の代表江口寛武さん=小城市三日月町=は「10分ほどの短編だが、小城の情緒豊かな風景の中で、出演者の演技が光る作品にしたい」と話し、6月までに編集を終え、小城市内での上映会を目指している。

 小城市内で撮影されたショートムービーは、YouTubeに配信される福岡の映像クリエーターが製作したWEBドラマ「私たちのアントワネット」(3月3日から毎週金曜日3~5分、全20話)のスピンオフ作品。タイトルは「私たちのエトセトラ」で、小城が故郷の若い女性が、福岡へ旅立つ直前の心象を描いている。

 監督・脚本はWEBドラマも兼ね、インディーズの国際映画祭でノミネートされた経験を持つ小田憲和さんが務める。小田さんのWEBドラマ製作を知った江口さんが「小城は『男はつらいよ ぼくの叔父さん』の撮影地になったほどロケ地として最適。スピンオフ作品として共同で製作しよう」と企画を持ちかけ、実現した。

 主演は、CMに多数出演し、福岡市を中心に活動している安東千愛美(ちあみ)さん。安東さんは数年前、佐賀市の熱気球大会へ向かう途中、小城に立ち寄ったことがあるといい、「静かな街並みで歴史を感じさせる」と気に入った様子。

 山の中腹にある須賀神社の境内で、地元の小学生と安東さんが会話を交わすシーンを撮影していた小田さんは、眼下に広がる小城の街並みを振り返り、「天山から有明海まで自然豊かな土壌の上に、歴史的な雰囲気が満ちている」と話し、作品への自信を見せていた。

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