9億3千万円相当の金塊を小型船で唐津市鎮西町の港に陸揚げして密輸し、消費税などを脱税したとして、佐賀地検は27日、主犯格とみられる会社員山崎竹助容疑者(66)=青森県むつ市=を関税法違反(無許可輸入)と消費税法、地方税法違反の罪で起訴した。

 起訴状などによると、山崎被告は船長斎藤靖昭被告(49)ら日本人と中国人の計8人=いずれも関税法違反罪で起訴済み=や氏名不詳の仲間と共謀し、5月31日午後3時ごろ、小型船を名護屋漁港に接岸させ、税関長の許可を受けずに金塊約206キロを陸揚げし、消費税と地方消費税の計約7440万円の納税を免れたとしている。

 地検は同日、斎藤被告ら8人についても、消費税法違反などを加える訴因変更を佐賀地裁に請求した。地検は9人の被告について認否を明らかにしていない。

 門司税関などによると、山崎被告は今回の密輸事件の中心的役割を担っていた。起訴された9人のほか、事件に関与した疑いのある中国人の男1人が事件直後、中国に逃げていることが分かっている。

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