25日未明に佐賀市三瀬村の国道263号で乗用車が全焼した火災で、助手席付近で見つかった遺体の性別が女性であることが27日、佐賀県警の司法解剖で判明した。遺体には、刺し傷などの目立った外傷がないことも分かった。やけどで治療中の30代男性が運転していたとみられるが、妻と依然連絡が取れておらず、県警は遺体が妻である可能性を視野に、身元や死因の特定を進めている。

 佐賀北署などによると、科学捜査研究所がDNA鑑定を進めており、数日中に身元が判明する見通し。遺体の血液などを検査機関に送り、服薬などをしていなかったかも調べる。

 男性は福岡市西区在住で、人事院九州事務局に勤務している。炎上している乗用車を通行人が発見した当時、男性は車外にいて、両足にやけどを負っていた。話はできる状態といい、回復を待って詳しい事情を聴き、出火の経緯を調べる。

 現場は、福岡との県境の三瀬トンネルから南西約3キロ。乗用車は道路左脇に停車し、車体に事故の目立った痕跡は見られなかった。

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