全国総体カヌー男子カヤックシングル500メートル決勝 力強いストロークで4位入賞した鳥栖工の野田凱斗=昨年8月、山口県岩国市の中山湖特設カヌー競技場

全国総体男子走り高跳び決勝 2メートル4センチを3回目の跳躍で成功し、6位入賞を果たした龍谷の野中廉也=昨年8月、岡山県のシティライトスタジアム

福岡大に進む鳥栖工の嶋江健太(下)=一昨年の県高校総体、レスリング学校対抗戦から

【上】いわて国体山岳少年女子リード決勝 確実に一歩ずつ登る岸川弓子=昨年10月、岩手県営運動公園【下】全国総体ボート女子シングルスカル準決勝 4分13秒81でレースを終えた唐津商の國元悠衣=昨年8月、島根県さくらおろち湖ボート競技施設

【上】いわて国体ウエイトリフティング少年男子105キロ級 スナッチの1回目の試技で110キロを挙げる永島悠次(有田工高)【下】県高校総体少林寺拳法男子組演武 優勝した武雄の中尾真徳(左)・木寺悠太組の演武

 全国高校総体や国体、選抜大会などで活躍した高校3年生のアスリートが卒業シーズンを迎え、新たな舞台へ一歩を踏み出す。さらなる高みを目指し、進学や就職後も競技を続ける選手たちの進路を紹介する。

■サッカー

 男子 川内(佐賀東)東京国際大へ

 女子 永田(神 埼)ルネス学園に

 【男子】夏の全国総体、冬の全国選手権に出場し、冬16強入りした佐賀東。主将でエースのFW川内陽一は東京国際大で、守護神としてチームを支えたGK中島豊輝は広島経済大でプレーする。守備をまとめたMF陣内琢斗は流通経済大、DF岸田直也は徳山大に進学。全国大会で二つのアシストを決めたMF井手威丸は東海学園大、全国大会で得点を決めたFW永田雄暉は福岡大、ボランチのMF柿崎雄至は九州共立大でそれぞれレベルアップを図る。

 全国選手権の県大会で準優勝だった佐賀北のFW轟木雄基は流通経済大でさらなる高みを目指す。主将のMF中島惇貴は関西学院大に進み、中盤でチームを支えたMF松本稜平は神奈川大でプレーする。またサイド攻撃の起点となったDF高木賢道とMF堀西亮太はそれぞれ愛知学院大、徳山大で力をつける。県総体で準優勝した佐賀学園のDF大坪正幸は岐阜経済大、MF吉川極心は九州産業大で汗を流す。

 【女子】県総体を7年連続で制した神埼は、1年生からレギュラーとして躍動したFW永田未矢がルネス学園甲賀健康医療専門学校(滋賀)で技術向上を目指す。主将のDF福岡潤奈は九州医療専門学校に進み、クラブチームで競技を続ける。

■野球

 昨夏の県大会を制し甲子園出場を果たした唐津商はエースの谷口優成が九産大、主将の井上樹希也が岡山県の吉備国際大に進む。

 春秋4季連続で県大会を制した佐賀商は、エースの龍野瞳依が専修大へ。主力の野中翔太、平野友都、諸隈潤は亜細亜大に進学する。主将の山口雄大は中央大に進み、準硬式でプレーする。

 佐賀東のエース福島雄大は九州共立大で飛躍を期す。鹿島の主戦坂口蒼は神奈川大に進学、好打者の平方壱生希は関東の私学で競技を続ける予定だ。

■カヌー

 カヤックシングル500メートルで中国総体4位、岩手国体少年男子8位に入った野田凱斗(鳥栖工)は福岡県の企業に就職、競技を続ける。

■陸上

 野中(龍 谷)順天堂大へ 走り高跳び

 昨年の全国総体北九州地区予選会で29年ぶりに男子走り高跳びの県高校記録を更新し、中国総体では6位入賞した龍谷の野中廉也は順天堂大へ進学する。県総体男子400メートルリレーで県高校新を記録した佐賀工は、中村玲雄が九共大に進む。北九州地区予選会女子100メートル障害で優勝した清和の横畑安笑は、創部5年目で日本インカレ総合優勝を果たした大阪成蹊大へ。県総体女子400メートルと800メートルで2冠となった鹿島の楠久美香子は東京学芸大に進む。

 長距離勢では、全国高校男子駅伝9位の鳥栖工は井手孝一が神奈川大、吉武佑真が安川電機、米野航成が山梨学院大、鶴田健太が戸上電機製作所でそれぞれ力を磨く。全国高校女子駅伝出場の清和は森綾華が東亜大へ。県高校女子駅伝2位の鳥栖工は坂井希美が東農大、天本雛緒がメモリードで競技を続ける。県総体3000メートルを制した鹿島実の〓田紘子は日体大に進学する。

■弓道

 全国総体男子個人で決勝に進んだ谷口慶樹(唐津工)は近畿大学に進学し、廣田雄大(同)はトレミー九州に就職、それぞれ技を磨く。

 岩手国体に出場した少年男子の龍浩平(龍谷)は西九州大に進学。少年女子の瀬戸菜奈恵(鹿島実)も同大で続け、平井菜々子(龍谷)は九州龍谷短期大学、野方沙耶(太良)は佐賀コンピュータ専門学校に進む。

■水泳

 全国総体や国体で400メートル個人メドレーなどに出場した古賀圭一郎(佐賀商)は鹿屋体育大に進み、全国上位を目指していく。50メートル自由形で全国の舞台を踏んだ末次元希(唐津商)は福岡大、横尾大地(佐賀学園)は国士舘大でそれぞれトレーニングに励む。

■ソフトテニス

 県総体で3連覇を果たした男子の塩田工は、U-17日本代表に選ばれた栗山比呂が福岡大で大学日本一を目指す。同校の江口武志は熊本学園大でレベルアップを図る。

 県総体で7連覇し九州大会で初優勝した女子の清和は、矢壁奈々が福岡大、上原璃乃が四国大、高柳千佳が九産大に進み競技を続ける。

■ボクシング

 バンタム級で全国総体に出場した関拳児(佐賀学園)は、関東1部の東洋大に進んで高みを目指していく。

■相撲

 全国総体、国体少年男子に出場した唐津青翔の主将・菊谷勇斗は金子産業(唐津市)に就職、青年相撲の土俵に上がり続ける。

■自転車

 昨年の県総体で個人5種目を制し、岩手国体では男子ケイリンで2年連続入賞した龍谷の坂田康季が日本大に進学し、磨きをかける。

■レスリング

 昨年の全国選抜大会男子74キロ級5位の嶋江健太と、岩手国体少年男子フリースタイル96キロ級5位の森恵太の鳥栖工勢2人がいずれも福岡大に進んで日本一を目指す。

■ソフトボール

 夏の九州大会6連覇を達成した佐賀女子は、主将の中溝優生が東京五輪を目指して実業団の強豪、太陽誘電へ。投手の今村みなみは日本文理大、鶴田万誉は熊本学園大でレベルアップを図る。二塁手の吉見美寿希は大阪の夕陽丘学園短大に進む。

 男子の牛津は主将の松本準捕手が神埼市のトヨタ紡織九州に就職し、国体出場を目指す。

■剣道

 男子 井口(龍 谷)西南学院大へ

 【男子】全国選抜大会に出場した龍谷の井口温志は西南学院大で、福田渓は早稲田大でそれぞれ競技を続ける。白武亮人は日本大、合瀬友貴は流通経済大で競い合う。

 県総体で初優勝を飾った白石は主将の古川大貴が別府大、大将を務めた藤田元が国士舘大で、東宏樹が福岡大でレベルアップを図る。野中紘太郎は佐賀県警、嘉村拓大は自衛隊に入る。

 県総体準優勝の敬徳は副将の東島凜太郎が東京農大、次鋒の平翔太は至学館大に進む。大将の田中大夢は下村特殊精工に就職し、実業団で続けていく。

 【女子】全国総体に出場した佐賀学園で主将を務めた篠田すみれは帝京大で競技を続け、大将の三浦早紀は活水女子大で看護師を目指しながら竹刀を持つ。

 全国選抜に出場した三養基は江頭佑香が東洋大、石隈ゆらが名古屋経済大で力を伸ばす。野口美琉は明治国際医療大で続け、實松明歩は筑紫女学園大で鍛錬に励む。龍谷の嘉村奈々は佐賀県警、渡邉理恵子は流通経済大に進んで技に磨きを掛け、白石の岩永和は別府大に進む。

■ホッケー

 九州王者で、いわて国体4位に入った男子の伊万里商はMF古場聖人が福井工大へ。2年連続で九州女王に輝いた女子の伊万里商は、MF甲斐日向子が岐阜の東海学院大で高みを目指す。

■フェンシング

 全国総体でベスト8入りした女子の佐賀商。浅川由里は中京大に進んで技を磨く。エースの大島聖奈は地元企業に就職して競技を続け、主将の島ノ江唯と男子の栗原大揮は就職後も県内のジュニア育成に携わっていく。

■登山

 国体少年女子でペアを組み、入賞経験がある多久の渡島奈緒と岸川弓子。渡島は西九州大、岸川はハリウッドワールド美容専門学校(福岡県)に進み、ともに競技を続ける。

■体操

 全九州大会女子団体優勝の鳥栖は川嶋彩花が東京女子体育大、安藤彩夏が福岡大に進学。男子団体4位だった鳥栖工は中川駿が新潟経営大、土川慧が東海大に進む。

■テニス

 【男子】16年連続で全国総体に出場した龍谷。主将の鈴木宗生が福岡大、田口貴寛は関東2部の日本大で腕を磨く。財前達担は松山大、山口遼は久留米大でそれぞれ続ける。

 致遠館の団体メンバーで活躍した小野晃輔は早稲田大、副主将の中川璃郁は慶応大で競技にまい進する。県総体で準優勝に貢献した鳥栖の豊田大晃は広島大に進み、主将の久間寛暉は北九州市立大でプレーする。

 【女子】全国選抜と全国総体に団体で出場した鳥栖商。エースの佐藤成美は関西1部の神戸松蔭大でさらなる高みを目指し、サウスポーの白武七海は福岡大に進学する。佐賀商の福田明日香は佐賀女子短期大に進んで競技を続ける。

■ボート

 U-19日本代表に選ばれ、いわて国体の少年女子ダブルスカルで2位になった唐津商の國元悠衣は実業団の中部電力へ。全国総体の男子シングルスカルに出場した唐津西の松本海生は松山大に進み競技を続ける。

■ライフル射撃

 岩手国体少年男子エア・ライフル立射5位の高田裕介(致遠館)は明治大、おととしの和歌山国体少年男子ビーム・ライフル立射で5位の神河幸生(佐賀東)は東洋大に進学する。

■少林寺拳法

 男子組演武で全国選抜4位、中国総体8位の中尾真徳をはじめ、中国総体男子団体演武8位メンバーの中島敦史、女子同8位メンバーの立部穂波、森結里花がいずれも競技を続けるつもりで、大学進学を目指す。

■バレーボール

 中国総体と全日本高校選手権に出場した男子の佐賀商は、主将のウイングスパイカー平野涼太が日体大へ。佐賀学園はサイドアタッカーの野中雄基が福山平成大、セッターの諸石稜哉が西日本工大に進む。

 女子は2年連続で県総体を制した清和から、セッター鐘ケ江麻衣とウイングスパイカー千葉奈緒が九州大学女子リーグ1部の長崎国際大へ。ミドルブロッカー松永歩未は大阪国際大で競技力を磨く。鹿島実のエース溝口恵利佳は東海大、佐賀北の主将山崎七海は佐賀大で競技を続ける。

■なぎなた

 昨夏の県総体で4連覇を果たした佐賀東の原口桜は、西九州大でレベルアップを図る。

■ウエイトリフティング

 全国選抜105キロ級で6位入賞し、国体少年男子105キロ級スナッチで9位の永島悠次(有田工)が九国大で鍛錬に励む。

※〓は鶴の俗字、鳩の九が守、寸が隹

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