90歳以上、200万人突破

 敬老の日(18日)を前に総務省が17日発表した人口推計によると、9月15日時点で国内の90歳以上人口が初めて200万人を突破し、前年より14万人多い206万人となった。2016年に仕事に就いていた65歳以上の高齢者は、同省の労働力調査で過去最多の770万人に達し、1年間で38万人増えた。

 90歳以上の人口は1980年の12万人から年々増加し2004年に102万人となった。その後は13年間で倍増した。

 全就業者に占める65歳以上の人の割合は11・9%となり、高齢者が社会の中で一定の役割を果たしている実態が明らかになった。

 就業している高齢者の39%に当たる301万人がパートなどの非正規雇用で、この人数は06年の2・5倍となった。総務省は「高齢者の勤労意欲が高いことに加え、受け入れる企業も増えている」と説明している。

 国内の高齢者は前年より57万人多い3514万人となり、総人口に占める割合は27・7%。人数、割合ともに過去最高を更新した。

 欧米主要6カ国と比較した高齢化率は日本が最も高く、次いでイタリアの23・0%、ドイツの21・5%だった。

 高齢者人口は、国勢調査を基にした16年の人口推計に、その後の死亡者数や出生者数などを反映させた。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加