連携協定を結んだ山口知事(左から2人目)と3市町の首長たち=佐賀市のグランデはがくれ

 バイオマス(藻類)産業の集積を目指す佐賀市と化粧品産業の集積を進めている唐津市、東松浦郡玄海町と佐賀県は23日、連携協定を結んだ。藻類から抽出される成分が化粧品や健康食品に活用できることから、「美と健康」で相乗効果を図る。県内外への情報発信や展示会出展、企業連携を促進する。

 佐賀市が7月に藻類バイオマス協議会を設立したことを受け、県、唐津、玄海が進めるコスメティック構想との親和性が高いことから連携した。展示会やセミナーによる情報発信、企業紹介などの企業間連携、企業関係者が訪れる産業観光の創出につなげる。具体的な事業は今後、協議する。

 協定式は佐賀市のグランデはがくれであり、山口祥義知事と3市町の首長が協定書に署名した。山口知事が代表して「バイオマスとコスメティックは親和性が高い。二つの構想が連携することで相乗効果を生む。『サガンビューティー』の取り組みを発展させたい」とあいさつした。

 秀島敏行佐賀市長は「藻類の『出口』の部分を共同で研究できれば」と期待を寄せた。峰達郎唐津市長は「国内外の情報発信、産業集積につなげたい」と語り、岸本英雄町長は「町が取り組む薬草を県の特産品にできるような材料を育てたい」と述べた。

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