高校突撃隊のロゴは製図ソフトで3Dデータに置き換えられた後、プリンターで出力される

細いワイヤーのような樹脂を熱で溶かしながら、立体物を作っていく3Dプリンター

3Dプリンターで生徒が作ったペーパークリップ。紙を挟むとネクタイが現れるカワイイデザインも

■本格的3Dプリンターで授業

 「全国の高校で導入しているのは、(たぶん)ウチくらい-」と、デザイン科の先生たちが披露してくれたのは、教室に置かれた企業用モデルの本格的な3Dプリンター。最先端技術に触れさせ、高校生たちのものづくりに対する意識を高めようと、本年度から授業に取り入れたものだ。

 3Dプリンターが使われるのは、2年の選択教科「製図」の授業。CG制作ソフトや製図ソフトでデザインを3次元に描き起こし、プリンターで出力する。生徒たちが作ったペーパークリップを見せてもらった。比較的平面的な“初級編”の製品だが、色紙を挟むとネクタイが現れるワイシャツ型クリップなど、高校生ならではの発想が光る作品もある。

 将来的には自動車デザインやモデラー(模型)関連の職業に就く可能性がある有工生たちにとって、「3次元の感覚を養い、技術を体感する意義は大きい」と藤島隆直先生は語る。

 ちなみにこの紙面をよく見ると、「高校突撃隊」のロゴマークがいつもと違うことにお気づきだろうか? 3Dプリンターで作ってもらった“有田工業編仕様”ロゴになっている。制作時間は約6時間! ありがとうございました。

(マキ)

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