小学生に陶芸を教えるセラミック科の生徒

■セラミック課3年生も先生役

 6月20日有田中部小で、有田工業高セラミック科3年の8人が陶芸交流授業を開いた。「これ、どがんすると?」とにぎやかに陶芸を楽しむ児童たちを、有工の生徒らは笑顔で手伝っていた。

 有田工業高が地域へ恩返しをして、子どもたちに焼き物をもっと深く知ってもらうために取り組んでいる。伝統工芸師の辻聡彦(つじとしひこ)さん(有田町)が講師を務め、土の種類などを小学生に分かりやすく説明した。子どもたちが「不思議な生き物」をテーマに描いた自分で考えた生き物のスケッチを元に、陶土を使って制作をした。

 子どもたちは「手が汚れるー」、「これ見てー」などと言い合いながら目をキラキラさせて、一生懸命に作っていた。大人は思いつかないような形や表現が新鮮で、有工の生徒らも刺激を受けた。

 参加した生徒は、この経験を通して子どもたちが、焼き物の町・有田の良さや焼き物へ興味を持ってくれたら、と願っている。今年は有田中部小を含め、有田町内の小学校3校の低学年児童と交流する。(生徒会3年・網谷碧=あみたにあお=)

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