庭木などを配して有田異人館を飾る参加者=有田町東出張所

■町並み保存 関心高める

 有田町内の小学5、6年生16人が21、22日、県重要文化財の「有田異人館」の模型作りに挑戦した。設計図に合わせて模型用のボードを切って組み立て、明治初期の洋風建築を再現した。

 異人館は、有田焼の海外貿易で活躍した田代紋左衛門の子息助作が、買い付けに訪れた外国人の接待所として建築した。今年4月に復元整備し、一般公開している。模型作りは町歴史民俗資料館(尾崎葉子館長)が、町の歴史や伝統的建造物群保存地区に指定された町並みへの関心を高めようと開いた。

 子どもたちは歴史民俗資料館のボランティアらにナイフの使い方を教わりながら、異人館と隣接する倉庫を作成。庭木や池、小川を配してジオラマを作り上げた。川久保愛莉さん(曲川小5年)は「紙を切るのが難しかった」と話し、本物の異人館を見たことがないので「帰りに見てみたい」と、世界に開かれた有田を物語る建物に思いをはせた。

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