家を建てる際の足場を組み立てる多久高の女子生徒たち=多久市の県立産業技術学院

■職人の世界を楽しく実習 

 高校生にものづくりの楽しさを知ってもらおうと多久市の県立産業技術学院が18、19日に実習授業を開いた。多久高の生徒17人が参加し、同学院にある専用の加工機などを使った金色のさいころ作りや自動車のメンテナンス、足場の組み立てなど「職人の世界」を体感した。

 産業技術学院と多久高は3年前から工業系の知識や技能の体験事業で連携している。今回は機械技術科の「金色さいころ製作」など各6科で独自のカリキュラムを組んだ。

 建築技術・設計科の「なりきり☆足場職人、なりきり☆設計プランナー」は女子生徒4人が受講。1日目は家を建てる際の足場を組み立て、2日目は方眼紙と専用ソフトを使い木造住宅の間取りの設計にチャレンジした。

 総合学科商業・ビジネス系列2年の北島美咲さんは「足場の組み立てでは細かい部品をつなぎ合わせ、間取り設計では家族構成を考えながら線を引かなければならず、どちらも難しいが楽しかった」と声を弾ませた。

 重春充学院長は「参加した生徒がどのような進路を選ぶにしろ、体験授業を通して工業系のものづくりの楽しさと大切さを知ってもらえたら」と話していた。

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