脚本づくりのポイントを説明する園田英樹さん=佐賀市の佐賀新聞社

 人気アニメ「ポケット・モンスター」の脚本家として知られる鳥栖市出身の園田英樹さん(58)が25日、佐賀市で開かれた佐賀広告協会の総会で講演した。38年間の脚本家人生を振り返り、「誰に、どんなメッセージを伝えるかが大事」と表現者の心構えを説いた。

 園田さんは演題に据えた「物語で未来を変える」の実体験として、脚本家を目指すきっかけとなったアニメや童話との出合いを紹介した。1982年のデビュー以降、「誰が見て、何を感じてくれるかをイメージし続けてきた」と作品に込める思いを語った。

 作品づくりの極意も解説し、「主人公に普遍性のある弱点を持たせ、それを乗り越えていく感情の変化を細やかに描くことで見る人の共感を呼ぶ」と話した。

 総会では、7月に審査された佐賀広告賞の贈呈式もあり、新聞の部で金賞を受賞した馬郡蒲鉾(佐賀市)の創業80周年広告「まごのまごまでまごおり蒲鉾。」(佐賀広告センター制作)など、5部門15作品の広告主と制作会社を表彰した。

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