マイそろばん作りに挑む子どもたち=唐津市民会館

 珠算を学ぶ子どもたちがそろばんを自作する催しが21日、唐津市民会館であった。練習成果を発揮できる場を増やそうと初めて開かれた「そろばんフェスタ唐津」の一環で、計算競技に負けないくらいの集中力でマイそろばんを組み立てた。

 講師は兵庫県小野市で播州そろばんを製造・販売している「ダイイチ」の宮永信秀社長(33)。同社はNHK連続テレビ小説「あさが来た」に登場したそろばん「パチパチはん」も手がけた。

 作製したのは9桁ながら通常と同じ材料を使ったそろばんで、子どもたちは講師や親の手を借りるなどして30分程度で仕上げた。姉と妹と参加した鏡山小3年の谷口隼太郎君は「パチパチ動かし、点数が上がっていくのがいい」と珠算の楽しさを語り、マイそろばんは「大事に飾っておきたい」と話した。

 同フェスタは検定試験以外にも練習成果を発揮する場を広く提供しようと、全国珠算教育連盟佐賀県支部唐津地区が初開催した。唐津市、玄海町の園児から中学生まで約70人が参加し、計算やフラッシュ暗算の競技もあった。同地区長の福島克己さん(45)は「どうやって作られているかを知ることで、そろばんへの愛着も増すのでは」と話していた。

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