流通大手イオンは23日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品や日用品計114品目を、25日から平均約1割値下げすると発表した。値下げは昨年11月から段階的に進めており、対象品を追加した。消費者の節約志向がまだ強いとみて、割安感で顧客を集めたい考え。今後も実施する予定という。

 「イオン」「ダイエー」などスーパーを中心とした全国約2800店で行う。「パックごはん 新潟県産コシヒカリ」(180グラム5食入り)が458円から429円に、「レギュラーコーヒー」(1キロ)は861円から753円になる。PB値下げは昨年11月からの累計で263品目になる。

 本州と四国にあるイオンでは、加工食品など約100の国内メーカー品を同時に値下げする。

 流通他社でも値下げが広がっている。セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社は今春、日用品を中心に実施。ユニーは6月に食品の価格を下げた。

 政府・日銀は2%の物価上昇目標を掲げており、相次ぐ値下げはデフレ脱却の歩みを遅らせる要因になるが、イオンの担当者は「小売業者が見ているのは国の施策ではなくお客さまだけだ」と強調した。【共同】

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