NHK杯全国中学校放送コンテスト 決勝で入選

 8月に東京都で開かれた「第34回NHK杯全国中学校放送コンテスト」の決勝で、佐賀市の致遠館中3年の古賀千聖(ちひろ)さん(15)が、朗読部門で入選を果たした。大会に向けて練習を積んできた古賀さんは「今まで取り組んできたことは無駄じゃなかった」と充実感を語った。

 朗読は今回が初挑戦。県大会で最優秀賞に選ばれて全国大会の大舞台に立った。放送部の活動の集大成という気持ちで臨み、小説家・関口尚さんの『空をつかむまで』を朗読した。

 耳が聞こえなくなった友人の兄が言った「わざわざ見舞いに来てもらったのにごめんね」というセリフが印象が残り、「ごめん」の一言にこめられた怒りや、もやもやした気持ちを表現した。一方で、「登場人物の気持ちを考えて読むことが大事だが、気持ちを込めすぎるとアニメの声優のようになるため、加減が難しい」と冷静に声をコントロールした。

 毎日、滑舌の練習を繰り返し、ほかの部員に聞いてもらいアドバイスを受けた経験が役に立った。多くの人たちに支えられた入賞を、「とにかくうれしい」と喜んでいた。

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