台風18号の接近に伴い、佐賀県内は17日、JR九州の長崎線や佐世保線が始発から運転を見合わせ、佐賀空港(佐賀市)発着の便は欠航が相次ぐなど交通機関に影響が出た。県によると、最大で16市町の269世帯325人が公民館などに自主避難した。

 佐賀空港を発着する全日空の羽田便は始発から計7便が欠航し、春秋航空日本の成田便も計2便が欠航した。JR長崎線などの特急はほぼ終日運休となった。

 唐津市呼子町、東松浦郡玄海町、小城市小城町の計約500戸が一時停電。唐津市厳木町の市道で倒木により通行止めとなり、迂回(うかい)措置を取った。

 大型商業施設の鳥栖プレミアム・アウトレット(鳥栖市)は臨時休業。武雄市や多久市など、多くの市町で実施予定だった職員採用試験は延期が相次いだ。武雄競輪場(武雄市)のレースは中止となり、18日に順延した。

 佐賀地方気象台によると、最大瞬間風速は唐津市で21・7メートル、佐賀市で18・1メートルを観測した。15日の降り始めからの雨量は佐賀市、嬉野市がそれぞれ78・5ミリ、鳥栖市が77・5ミリ。

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