女性たちの憲法論議

 憲法について広く関心を高めてもらおうと、研究者や大学院生、議員ら女性7人が17日、佐賀市文化会館で議論を交わした。緊急事態条項や自衛隊の9条明記をテーマに、それぞれが持論を展開した。

 日本青年会議所佐賀ブロック協議会が主催。台風接近のため、シンポジウムは中止し、今後の活動に生かすための「録音」という形で実施した。

 緊急事態条項に関して、佐賀大の井上亜紀准教授は立憲主義に触れながら、「条項は権力を拡大し、人権を制限できるようにするためのもので、憲法の役割にはなじまない。法律の規定で個別に対応すべき」と述べた。

 日本会議福岡女性部会事務局次長の村上かおりさんは「人の命を助ける中で、『ガソリンを買う自由』といったほかの人権に一歩後退してもらわないといけない場面も出てくる」と語り、緊急時でのルールを憲法で定める必要性を指摘。お笑いジャーナリストのたかまつななさんは「災害対策基本法など、今の法整備がうまく周知や運用されていないことは問題」などと述べた。

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