「コラムにはその人の地金が出る」と語る横尾章論説委員長(左)と古賀史生論説委員=鹿島市民交流プラザ「かたらい」

 佐賀新聞の1面コラム「有明抄」の執筆者2人を招いた読者交流会が24日、鹿島市民交流プラザ「かたらい」で開かれた。(章)(史)の署名の横尾章論説委員長と古賀史生論説委員が、コラムを書く際の心構えや裏話などを語った。

 横尾委員長は「論説は理屈で押すが、コラムは心に響くように書く。印象的な例え話を使ってコラムニストの解釈を入れ、物事の本質を突く」とコラムの特徴を紹介。「『文は人なり』と言うが、コラムは書き手の地金や人生観が出てしまい、生き方が問われる」と執筆の姿勢にも触れた。

 古賀委員はコラムの書き出しと本題について、「組み合わせの妙。謎かけとよく似ており、二つの全く異なる事柄からどこに共通点を見いだすかがポイント」と語った。さまざまな情報を整理するため、スクラップの代わりにスマートフォンのアプリを使い、記事や資料を写真に撮って管理していることも紹介した。

 会場からは「女性の書き手はいないのか」という質問もあり、横尾委員長は「(男性ばかりだと)男の視点から書きがちになる。女性の論説委員がいる新聞社もあり、うちも女性の書き手を育てていきたい」と話した。

 交流会は、佐賀新聞社と佐賀新聞販売店鹿島・藤津部会が主催し、約40人が参加した。

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