◆免疫力低下で感染も

 今年は気温も高く、オリンピックも熱戦続きで、暑い夏となりました。みなさま、体調は大丈夫でしょうか?

 婦人科は、耳鼻科や小児科に比べて季節性の病気は少ないのですが、ときどき同じ症状の方が続く時期があります。梅雨から夏にかけてカンジダ外陰膣炎の患者さんが多くなります。症状は外陰部のかゆみとおりものです。カンジダは弱い菌なのですが、風邪などで自分の免疫が低下したときや、じめじめした環境でふえやすくなります。自然によくなることもありますし、お薬で治療することもできます。怖い病気ではないのでお気軽にご相談ください。体調管理をして免疫力を落とさないようにすることも大切です。

 夏休みになると学生さんの受診がふえます。普段時間がなくて受診できなかった方が、お休みを機に月経痛や不順などの相談におみえになります。内診を希望されない方はお腹の上からの超音波検査もできます。ご希望の方は少し尿がたまった状態できていただけるとみやすいと思います。

 更年期障害の症状にホットフラッシュといって、首から上が急に暑くなって汗がでる症状があるのですが、真夏はご相談が比較的少ないです。夏はみんな暑いし、冷房も入っていることが多いのでそんなに気にならないようです。他人が暑くないときに自分だけかっかするのが皆さんとても気になられるようです。

 暑い日にはかき氷が食べたくなりますが、夏に限らず一年中氷をバリバリ食べる人がいます。異食症といって鉄欠乏の症状かもしれません。心当たりのある方はいちど採血で調べてみることをお勧めします。リオを終えて多くの日本人選手が2020年東京への意気込みを口にしていました。4年後東京での彼らの成長を目にするとき、自分はどうなっていたいだろう。私たちもそんな中、長期的視点を持って毎日の生活を見直していくのもいいですね。

(すこやか女性クリニック院長 西岡智子)

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