原子力規制委員会は26日、九州電力が再稼働を目指す玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の現地調査を9月2日に行うと発表した。新規制基準に基づく適合性審査の一環で、これまでの審査内容を踏まえて重大事故時の対応状況などを確認する。

 原子力規制委の更田豊志委員長代理のほか、原子力規制庁の原子力規制部長、安全規制管理官らが訪問する。緊急時対策棟予定地や代替淡水源の取水箇所やホースの敷設ルート、水素爆発による原子炉建屋の損傷を防止するための触媒式水素再結合装置の設置位置などを調査する。

 規制委による玄海原発の現地調査は昨年12月以来、3度目。前回は敷地内外の地質を調べ、「活断層はない」と結論付けた。

 規制委は18日の審査会合で玄海3、4号機の主な課題の確認を終えており、後はとりまとめの審査を残すのみ。現地調査に大きな問題がなければ、再稼働に向けた動きが進むことになりそうだ。

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