VIVOを立ち上げた井田清介さん(後列右から2人目)とパフォーマーたち=神埼市の神埼清明高新体操場

アクロバットパフォーマンスを練習するVIVOのメンバーら=神埼市の神埼清明高新体操場

 神埼清明高校の男子新体操部OBらがアクロバットパフォーマンスのプロ集団を結成し、ゴールデンウイークの4日にデビューする。チーム名はイタリア語で活気を意味する「VIVO(ヴィーヴォ)」。高校や大学などで鍛えた演技をもとに娯楽色も高めたパフォーマンスを披露し、躍動感あふれる男子新体操の魅力をアピールする。

 VIVOは佐賀市出身のイベント会社代表・井田清介さん(40)=大川市=が企画した。井田さんは長年にわたり福岡県内のイベント会社で特撮ヒーローのステージショー演出などを手掛け、ことし独立。新規事業として、男子新体操の普及に一役買おうとプロパフォーマンスチーム結成に乗り出した。

 神埼清明高新体操部の中山智浩監督に協力を依頼し、練習場やメンバー集めなど支援を得て2月から活動を始めた。現在はパフォーマー8人が参加し、毎週練習に励んでいる。ライブパフォーマンスではアクロバットを多用した5人グループの本格的な演技や、猿回しを装ったコミカルな動きを見せるほか、子どもたちと触れ合いながら簡単な運動を体験してもらうコーナーも予定している。

 日本発祥の男子新体操は、国体では神埼清明高が3度目の優勝を果たした2008年を最後に実施種目から外れた。

 しかし、昨年のリオ五輪閉会式で青森大新体操部のパフォーマンスが話題となるなど、井田さんは「再び流れが来ている。選手が高校や大学で身につけた技を、卒業後も生かせる場所にできれば」と夢を描く。VIVOリーダーで神埼清明高出身の大隈崇博さん(35)も「男子新体操をパフォーマンスという形で世に広めたいし、多くの人に楽しんで見てほしい」と意気込んでいる。

 デビュー公演は4日に福岡市のかしいかえん(午後0時半と同3時半、入場有料)、7日に鳥栖市のフレスポ鳥栖(午前11時半と午後3時)であり、観覧無料。活動はステージパフォーマンスにとどまらず、保育園や幼稚園での体操教室など幅を広げるつもりだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加