県重要無形民俗文化財の高志狂言を奉納する子どもたちの稽古現場を訪れた山口祥義知事(右)=神埼市の千代田中部小

 神埼市千代田町高志地区の高志神社に奉納される高志狂言の稽古風景を見ようと18日、山口祥義知事が千代田中部小を訪れた。毎年狂言を奉納し、伝統継承を担っている同校児童の稽古のようすを見学し、児童から話を聞いた。

 高志狂言は「鷺(さぎ)流」の流れをくみ、約200年前から続く芸能。県重要無形民俗文化財に指定されている。稽古では、「あおげーあおげ」と児童7人が汗を拭いながら、主人の命令に背き砂糖をなめ尽くしてしまう太郎冠者と次郎冠者を描いた「部須(ぶす)」を演じた。

 その後は車座になって意見交換した。山口知事は「長いせりふを話すのは大変だと思うけど、神埼の大切な歴史。僕も応援していきたい」と笑顔を見せた。昨年に続く挑戦となる6年生の井口侑夏さん(12)は「『大事に受け継いでください』という言葉がうれしかった。狂言は難しくてまだまだだけど、本番に向けてしっかり頑張りたい」と話した。高志狂言は今年は10月12日に奉納される。知事の訪問は広聴事業の一環で行った。

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