「スーパープレゼンテーション」で講演する茂木さん=佐賀市のエスプラッツホール

 脳科学者茂木健一郎さんのトークショー「スーパープレゼンテーション」(佐賀新聞文化センター主催)が2月27日、佐賀市のエスプラッツホールで開かれた。偶然幸運に出合う能力「セレンディピティ」を例に取り上げ、積極的に行動を起こすことの大切さを訴えた。

 茂木さんは、成功するかどうか不確実なものへ挑戦するときに出る神経伝達物質ドーパミンの重要性を説く一方、過度に不確実では人は不安になるとし、「両方のバランスを取るのが大切」と説明。また「セレンディピティは、今までの自分の価値観と相いれないものでもある」とした上で「受け入れないと新しいものは生み出せない。柔軟な心を持って行動することで、新しい気付きがある」と語った。

 講演は約100人が聴講した。佐賀市の梶原えりなさん(29)は「多くの発見があった。心理学などを学んでいるが、今まで勉強してきたことと照らし合わせ、納得することができた」と話していた。

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