佐野常民記念館のガイドとして善行表彰を受けた森美月さん=佐賀市川副町の佐野常民記念館

 佐野常民記念館(佐賀市)のボランティアガイドをする中川副小6年の森美月さん(12)が県教育長の善行児童表彰を受けた。小学4年からガイドとして活動し、昨年7月には日本赤十字社社長の案内役を務めたことなどが評価された。

 森さんは小学1年の時、姉の影響で記念館の子どもボランティアとして窓口業務の手伝いなどに取り組んだ。4年時にはボランティアガイドも始め、月1回の勉強会で佐野常民ら佐賀市の偉人について学びながら3年間続けた。

 佐野常民が設立した日本赤十字社の近衞忠輝社長が昨年7月、同館を訪問した際には案内役という“大役”を見事果たした。

 歴史が好きで、「観光客から『すごいね』と褒められるのがうれしい」という森さん。三重津海軍所の模型にある6隻の船の名前は、「暗記して何も見ずに紹介したら驚かれる」と笑う。観光客は年配者が多いため「聞き取りやすいよう、焦らずゆっくり説明するよう心がけている」という。

 記念館職員と仲が良く、諸田謙次郎館長は「佐野常民について熱心に勉強してくれた。堂々と案内していて頼りになる」と信頼を置く。

 森さんの将来の夢は「小学校の先生」。「たくさんの人の前で話したので、人前に立つのに緊張しなくなった。経験を先生になったときに役立てたい」と話している。

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