算数・数学の授業づくりについて話す米田准教授の講義=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

◆「発想が新鮮」、効果的な授業研究

 佐賀大学教職大学院は24日、県内の教員向けの研修講座を佐賀市の同大学本庄キャンパスで開いた。同大学院は4月に新設され、5月に県教委と結んだ連携協定に基づいて初めて講座を開いた。授業実践探究、子ども支援探究、教育経営探究の3コースの教員が講義を行い、院生を含む約100人が実践的な授業づくりなどを学んだ。

 授業実践探究コースで算数・数学を教える米田重和准教授は、四つの数字を使った二桁の掛け算で効果的な出題方法を解説。最大値になる組み合わせを子どもたちに考えさせることで規則性の発見につながり、気付いたことを証明する学習にまで発展できると紹介した。

 聴講した佐賀市の小学校教諭・増田一宏さん(58)は「教科書の内容をただ教えるだけでなく、教科書を使って新たな考え方を身に付けさせるという発想が新鮮だった」と話していた。

 大学院は即戦力となる新人教員や、指導的役割を果たすリーダー教員の育成に取り組む。講座は院生以外の教員にも研究内容を学んでもらおうと企画した。

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