トヨタ自動車グループの豊田合成(愛知県清須市)は26日、武雄市若木町の佐賀工場の稼働を、9月末で停止すると発表した。従業員100人は福岡県内の2工場に配置転換する方針。佐賀工場では発光ダイオード(LED)を生産していたが、来年度にも自動車部品事業に転用する予定としている。

 同社によると、LED生産を愛知県稲沢市と千葉県市原市の別工場に集約し、事業の効率化を進める。佐賀工場の従業員は福岡工場(宮若市)と北九州工場(北九州市)に配置転換する方針で意向調査を進めている。佐賀工場について同社広報は「設備の転用、廃棄などを進め、17年度をめどに自動車部品工場としての活用を考えている」と説明した。2009年にも佐賀工場の内外装部品製造部門を福岡工場に集約したことがある。

 稼働停止について小松政武雄市長は「発展的な経営判断をされたと考える。早い段階に再稼働され一層充実されることを願いたい」というコメントを出した。

 同社は1991年、豊田合成九州を設立して武雄市に進出。当初の車の内外装部品製造に加え、LED製造も手掛けた。2008年に本社に吸収合併し、09年からはLED製造に特化していた。

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