タカタ破綻に関し、世耕弘成経産相(右)に支援を要望した多久市の横尾俊彦市長=東京・霞が関の経済産業省

 欠陥エアバッグ問題で経営破綻したタカタの100%子会社がある多久市の横尾俊彦市長は28日、経済産業省で世耕弘成経産相と面会し、事業再生に向けた対策の強化を要望した。「混乱が起きないよう、国や県と連携しながら対応していきたい」と語った。

 横尾市長は、経産省が取引先の中小企業のセーフティーネット発動や保証制度などの対策を講じた点に触れ、「迅速な対応にまず感謝申し上げたい」と述べ、今後の自動車産業の動向を見据えた支援を求めた。

 世耕氏は「取引先の連鎖倒産を防止するため、万全の体制で(タカタの経営破綻に)臨む準備を進めてきた」と明かし、「本業が悪いわけではない。買収先も雇用を守るとしており、事業が再生され、地域の雇用が守られるよう、よく見ていきたい」と応じた。多久市によると、タカタ九州は従業員420人で、うち111人が市内にいる。多久工場は国内唯一のエアバッグ生産拠点。

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