今後の検討方針を協議した鳥栖市の道路懇話会=鳥栖市役所

 鳥栖市は28日、鳥栖駅周辺の都市計画道路のあり方を検討する第2回懇話会を開いた。国や県の意見、熊本地震を踏まえ、新たに防災面とまちづくりの視点を加えて検討する方針が示された。昨年5月の初会合では2月末までに計画案をまとめる予定だったが、2017年度も関係機関で将来の道路網を継続協議する。

 鳥栖駅の「橋上駅化」決定に伴い、鉄道と交差する都市計画道路3路線の整備を併行して進める方針だったが、駅周辺整備とは切り離す。

 課題として物流企業が多く進出し、福岡・久留米・佐賀都市圏からの通過交通が多く、国道3、34号や主な県・市道で混雑が激しくなっていることが報告された。

 今後の災害でも熊本地震同様に支援拠点になることが見込まれるため、市街地から高速道路や国道へのアクセス機能強化が必要なことも示された。課題解決に向けて国道は国、県、市が、まちづくりの観点が必要な市街地は市が関係機関と協議することにした。

 懇話会会長の柴田久・福岡大学教授は「困っている人も多いのでできるだけ早く方針を決めてほしい」と話した。

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