小学生向けの将棋入門教室を開いている内山博さん(右)=基山町の基山モール商店街まちなか公民館

小学生向けの将棋入門教室を開いている内山博さん(左)=基山町の基山モール商店街まちなか公民館

小学生向けの将棋入門教室を開いている内山博さん(中央)=基山町の基山モール商店街まちなか公民館

 幼い頃から将棋に親しむ場を設けようと、基山町の内山博さん(75)が基山モール商店街にあるまちなか公民館で小学生向けの入門教室を開いている。週1回の集まりは徐々に定着し、内山さんは「地域の人づくりにも貢献できれば」と話す。

 内山さんは町内の老舗製薬会社「西海製薬」の取締役を昨年退き、同年から基山小のクラブ活動で将棋を教え始めた。「学校のクラブだけじゃ満足できず、自分で図書館に行って勉強する子がいると聞いた。より力を伸ばす場をつくってあげたいと思った」と入門教室実施を思い立ち、昨年11月に開設した。

 現在は町内外の小学生9人が所属している。毎週水曜日の午後4時半に集まり、詰め将棋や定石について約30分間学んだ後、子ども同士や講師の男性らと自由に対局する。毎回対局を一つ選んで棋譜に起こし、翌週に解説をまとめたプリントを配る手の入れ用だ。

 「時には辛抱したり、チャンスが来たら逃さないなど、将棋は人生に似たところがある。なにより将棋を通して仲間ができる」と内山さん。流行に左右されない、真の将棋人が育つことを願っている。

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