準々決勝・ウイングルBBC小城-伊万里・有田消防 5回から救援し、無安打1失点と粘投したウイングルBBC小城の野中亨輔=三田川中央公園野球場

 ▽準々決勝

ウイングルBBC小城(小城)

000000011-2

000000010-1

伊万里・有田消防(伊万里)

  (延長九回特別ルール)

(ウ)田栗、野中-小畑

(伊)西村-澁谷

▽二塁打 渕上仁(ウ)

 ウイングルBBC小城は救援した野中が粘投。延長の末、伊万里・有田消防を退けた。

 1-1で迎えた延長特別ルールの九回表、1死満塁から8番渕上章の投ゴロの間に三走渕上仁が生還。五回から登板した野中が相手の九回裏の攻撃を封じた。

 伊万里・有田消防は先発西村が好投したが、あと1本が出なかった。

■不振の打線、投手陣カバー

 ○…ウイングルBBC小城が、苦しみながらも2度目の優勝を果たした2014年以来の4強に名乗りを上げた。投打がうまくかみ合わない展開が続いただけに、田中進監督は「投手陣が踏ん張ってくれたおかげ」と感謝しきりだった。

 立役者は2番手の野中亨輔。1点をリードし、抑えれば勝利が決まる特別ルールの九回裏無死満塁。「タイミングが合っていない」と直球で押し、2本の内野ゴロで試合を締めた。諸富中で全国一を経験した23歳は5回を無安打に抑え、外野にボールを運ばれたのも1度だけだった。

 チームは経験豊富な田栗孝博、甲子園のマウンドに立った19歳池田智浩と投手層の厚さが際立つ。県一を目指す最終日に向け、田中監督は「打撃陣の最後の一本」を課題に挙げた。1-1で迎えた九回表1死満塁の場面も「2点を取ろう」とエンドランを仕掛けたが、1点止まり。指揮官は「勝負強さを突き詰めていく」と気を引き締め直していた。

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