■2年連続全国1位

 中小企業の経営相談に応じる佐賀県よろず支援拠点(佐賀市)が、2016年度の顧客満足度調査で98・1%となり、2年連続で全国トップになった。14年の開設以来、多様な専門知識や技術を持つアドバイザーを配置。出前相談も実施するなど丁寧な対応で事業者の信頼を得ている。

 支援拠点は、補助金や融資ではフォローできない中小・零細事業者の支援を目的に、中小企業庁が全都道府県に設置した。佐賀県内は佐賀市の県地域産業支援センターに窓口を設け、非常勤のアドバイザーを含む18人が販路開拓やIT活用、広告戦略などの相談に無料で応じている。

 満足度調査は、相談に訪れた顧客が任意で回答し、前年度の95・1%から3・0ポイント上昇した。今釜秀敏チーフコーディネーターは「日本一低い敷居と高い専門性を目標に、顧客目線のサービスを心掛けている」と話す。

 独自の取り組みとして、昨年4月から出前相談を開始。県内の市役所や商工会など約100カ所に専門家を派遣しているほか、伊万里市と鹿島市にも常設の窓口を設け、利便性を高めている。

 16年度の窓口利用者は2800人で全国7位。今釜チーフコーディネーターは「専門性やサービスにまだ改善の余地はある。全国最高水準の支援内容で満足度100%を目指したい」と話している。相談など問い合わせは、電話0952(34)4433。

 【写真】利用者の満足度調査で、2年連続で全国トップになった佐賀県よろず支援拠点のアドバイザーら=佐賀市の県地域産業支援センター

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