「うれしの晩夏」で甘味を手がける和菓子職人の御園井裕子さん(左)と打ち合わせする「嬉野茶時」メンバー=嬉野市の和多屋別荘

 嬉野の地域資源を生かして新たな魅力を提案するプロジェクト「嬉野茶時」による夏の企画「うれしの晩夏」が25~31日、市内2か所の旅館で開かれる。若手異業種メンバーが昨夏に立ち上げ、2年目となる同プロジェクトは今回、五つの催しを用意し、旅館の上質な空間で嬉野茶の奥深さを紹介する。

 7人の茶師(茶農家)が各自の特製茶で接客も担う人気企画「嬉野茶寮」は25~27日の午前11時から午後6時、和多屋別荘で。ブレンドの「晩夏茶」、青ほうじ茶など温冷合わせて9種類の嬉野茶(各800円)を用意し、鎌倉の和菓子職人・御園井裕子さんや、メルヴェイユ博多の小岸明寛シェフの手がけた甘味とともに味わえる。一日15個限定で、御園井さんが練り切りを実演して提供する。

 一日14人限定の「The Tea Salon」は茶師が日替わりで各自厳選した茶をコースで提供する。味わいの違いや茶師との会話もゆっくり楽しめる初めての企画で、旅館大村屋で開く。温泉入浴付きで2500円。予約は残りわずか。

 「嬉野茶時」は市内の若手茶農家、窯主、旅館経営者らが中心となって立ち上げ、昨年の「晩夏」を皮切りに四季ごとに違った企画を展開してきた。月刊誌「ディスカバージャパン」で特集されるなど県外からも注目されている。

 そのほか嬉野茶や嬉野温泉の歴史を紹介する「嬉野茶ミュージアム」(和多屋別荘)や「嬉野温泉ミュージアム」(旅館大村屋)を9月30日まで開催(入場無料)。一流料理人による日本料理を肥前吉田焼で味わう「嬉野晩餐会」もあるが、既に予約受付を終了している。問い合わせや予約は各企画開催の旅館へ。和多屋別荘は電話0954(42)0210。旅館大村屋は電話0954(43)1234。

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