福岡県は24日、九州北部の豪雨による県内の被害額が1カ月前の発表分より744億円増え、1941億円に上ると明らかにした。大分県と合わせた被害額は2240億8000万円となった。

 福岡県によると、被害額は今月20日までに確認された分。道路の寸断などで立ち入れず、航空写真で概算をしていた山間部の調査が進み、農林水産関係を中心に額が膨らんだ。

 農林水産関係は前回発表から404億円増の692億円。被害が大きかった朝倉市の黒川、杷木両地区を中心に、水路や農道など農業用施設の損壊、林地崩壊が新たに確認された。

 道路、河川、砂防の公共土木施設関係は、計308億円増え、計1081億円になった。

 商工関係では東峰村の伝統工芸品「小石原焼」の窯元の被害実態が判明するなどし、2億円増えた。

 福岡県は、復旧・復興費を盛り込んだ補正予算案を9月県議会に提出する方針。【共同】

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