頂上に向け、反り立つ壁に挑戦する多久高1年の樋口結花選手=多久高

 多久高校の校舎に、カラフルな突起物の付いた巨大な壁がそびえ立っていた。2020年の東京五輪で新しく正式種目に採用された「スポーツクライミング」用で、高さ12メートル横8メートルの壁を選手たちが黙々と登っていた。地上から上空に飛ぶと、高い位置に上るほど壁がどんどんせり出していった。

 スポーツクライミングは、ロープを使わず壁を登る「ボルダリング」、制限時間内に到達した高さを競う「リード」、ゴールまでの速さを競う「スピード」の3種目がある。

 突起物は「ホールド」と呼ばれ、頂上にたどり着くための道しるべとなる。人生の壁にぶつかったら、まずはホールドを見つけ、どう登るかを考えよう。

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