子どもの自殺が増える傾向がある夏休み明けに合わせ、悩みの相談を受け付けるホットラインが開設される。専用電話「チャイルドライン」を運営する九州の団体が企画し、31日午後4時から9月1日午後9時まで受け付ける。電話で話すことをためらいがちな子どもたちのために、インターネットでのチャット相談も29日夕から実施する。

 内閣府の集計では、18歳以下の子どもが自殺した日を2013年までの42年間でみると、夏休み明けの9月1日が131人で突出して多い。精神的に追い詰められる子どもたちの悩みを受け止めようと、福岡、長崎、大分、宮崎、鹿児島県で活動する8団体がホットライン開設を決めた。

 通常午後4時から午後9時までの相談時間を延長する。名前や連絡先、学校名を伝える必要はなく、相談内容が家族や学校の先生らに知られることはない。

 チャットは、NPOチャイルドライン支援センターが29日から9月9日までの午後4時~同9時に開設する(土日曜は休み)。スマートフォンやパソコンを使い、書き込んだ内容はチャットが終わると消去する。

 チャイルドラインながさき代表の中村尊(たける)さんは「電話をかける時は勇気がいるかもしれないけれど、話し終わると、ほっとした様子をみせる子どもたちが多い。どんな小さな相談でもいいし、話し相手になってほしいという目的でもいい」と利用を呼び掛ける。

 18歳までの相談を受け付ける。電話はフリーダイヤル(0120)997777。チャットは「チャイルドライン」で検索してアクセスする。

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